PWINBIO_ASYNC_COMPLETION_CALLBACK コールバック関数 (winbio.h)
非同期操作が完了したことをクライアント アプリケーションに通知するために、Windows 生体認証フレームワークによって呼び出されます。 コールバックはクライアント アプリケーションによって定義され、Windows 生体認証フレームワークによって呼び出されます。
構文
PWINBIO_ASYNC_COMPLETION_CALLBACK PwinbioAsyncCompletionCallback;
void PwinbioAsyncCompletionCallback(
[in] PWINBIO_ASYNC_RESULT AsyncResult
)
{...}
パラメーター
[in] AsyncResult
完了した操作に関する情報を含む WINBIO_ASYNC_RESULT 構造体へのポインター。 構造は、Windows 生体認証フレームワークによって作成されます。 構造体を解放するには 、WinBioFree を呼び出す必要があります。
戻り値
なし
解説
WinBioAsyncOpenSession 関数または WinBioAsyncOpenFramework 関数を使用して生体認証セッションを開き、いずれかの関数の NotificationMethod パラメーターでWINBIO_ASYNC_NOTIFY_CALLBACKを設定する場合は、このコールバックを作成する必要があります。
大事なWINBIO_ASYNC_RESULT構造は、Windows 生体認証フレームワークによって内部的に割り当てられます。 そのため、使用を完了したら、 WinBioFree を呼び出して、割り当てられたメモリを解放し、リークを回避します。 これにより、入れ子になったデータ構造もすべて解放されるため、 WINBIO_ASYNC_RESULT 構造体で返されたポインターのコピーを保持しないでください。 入れ子になった構造体で返されたデータを保存する場合は、 WinBioFree を呼び出す前に、そのデータのプライベート コピーを作成します。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 8 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winbio.h |