次の方法で共有


EngMapFile 関数 (winddi.h)

EngMapFile 関数は、ファイルを作成または開き、システム空間にマップします。

構文

ENGAPI PVOID EngMapFile(
  [in]  LPWSTR    pwsz,
  [in]  ULONG     cjSize,
  [out] ULONG_PTR *piFile
);

パラメーター

[in] pwsz

マップされるファイルの完全修飾名を含む null で終わる文字列へのポインター。 完全修飾ファイル名の文字列の例は L"\?? です。\c:\test.dat"。

[in] cjSize

マップするファイルのバイト数を指定します。

[out] piFile

マッピングが成功した場合に、マップされたファイルの識別子を受け取るメモリの場所へのポインター。 マッピングが成功しなかった場合、メモリの場所は値 0 を受け取ります。 マップされたファイルを解放する必要がある場合は、この値を EngUnmapFile に渡す必要があります。

戻り値

EngMapFile は 、成功した場合、ファイルのマップされたビューへのポインターを返します。 それ以外の場合は NULL 返します。

注釈

ファイルが既に存在する場合は、 EngMapFile が開き、読み取り/書き込み用にマップされます。 ファイルが存在しない場合、 EngMapFile は ファイルを作成し、読み取り/書き込み用にマップします。

cjSize の値は、次のようにファイルのマッピングに影響します。

  • cjSize が 0 の場合、GDI はファイル全体をマップします。
  • cjSize がファイルのサイズより大きい場合、GDI はファイルをサイズの cjSize バイトに拡張してから、システム メモリにマッピングします。 ファイルの元のサイズを超えるメモリの内容については、想定しないでください。
  • cjSize がファイルのサイズより小さい場合、GDI はファイルをサイズの cjSize バイトに切り捨ててから、システム メモリにマッピングします。
ドライバーは、返されたポインターを使用してファイルの読み取りと書き込みを行うことができます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 以降のバージョンの Windows オペレーティング システムで使用できます。
対象プラットフォーム ユニバーサル
Header winddi.h (Winddi.h を含む)
Library Win32k.lib
[DLL] Win32k.sys

こちらもご覧ください

EngDeleteFile

EngUnmapFile