FSCTL_DUPLICATE_EXTENTS_TO_FILE IOCTL (winioctl.h)

アプリケーションに代わって一定範囲のファイル バイトをコピーするようにファイル システムに指示します。 コピー先のファイルは、コピー元のファイルと同じでも、異なるものでもかまいません。 詳細については、「 ブロック複製 」を参照してください。

この操作を実行するには、次のパラメーターを使用して DeviceIoControl 関数を呼び出します。

BOOL DeviceIoControl(
  (HANDLE)       hDevice,           // handle to device
  FSCTL_DUPLICATE_EXTENTS_TO_FILE,  // dwIoControlCode
  (LPVOID)       lpInBuffer,        // input buffer
  (DWORD)        nInBufferSize,     // size of input buffer
  NULL,                             // lpOutBuffer
  0,                                // nOutBufferSize
  (LPDWORD)      lpBytesReturned,   // number of bytes returned
  (LPOVERLAPPED) lpOverlapped       // OVERLAPPED structure
);

解説

この操作に対する重複した I/O の影響については、 DeviceIoControl トピックの「解説」セクションを参照してください。

この操作の詳細については、「 複製のブロック 」を参照してください。

Windows Server 2016では、この関数は次のテクノロジでサポートされています。

テクノロジ サポートされています
サーバー メッセージ ブロック (SMB) 3.1.1 プロトコル はい
SMB 3.1.1 透過的フェールオーバー (TFO) はい
SMB 3.1.1 とスケールアウト ファイル共有 (SoFS) はい
クラスターの共有ボリューム ファイル システム (CsvFS) はい
Resilient File System (ReFS) はい

要件

   
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ]
Header winioctl.h (Windows.h を含む)

関連項目