TOKEN_CONTROL 構造体 (winnt.h)

TOKEN_CONTROL構造体には、アクセス トークンを識別する情報が含まれています。

構文

typedef struct _TOKEN_CONTROL {
  LUID         TokenId;
  LUID         AuthenticationId;
  LUID         ModifiedId;
  TOKEN_SOURCE TokenSource;
} TOKEN_CONTROL, *PTOKEN_CONTROL;

メンバー

TokenId

トークン オブジェクトのこのインスタンスを識別する ローカル一意識別子 (LUID) を指定します。

AuthenticationId

このトークンが表す セッション に割り当てられた LUID を指定します。 1 つの ログオン セッションを表すトークンが多数存在する場合があります。

ModifiedId

トークンが変更されるたびに変更される LUID を指定します。 アプリケーションでは、この値を、最後に使用されてから セキュリティ コンテキスト が変更されたかどうかをテストするために使用できます。

TokenSource

トークンを発行した機関を識別する TOKEN_SOURCE 構造体を指定します。 この情報は、監査証跡で使用されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows XP (デスクトップ アプリのみ)
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
Header winnt.h (Windows.h を含む)

こちらもご覧ください

LUID

TOKEN_DEFAULT_DACL

TOKEN_GROUPS

TOKEN_INFORMATION_CLASS

TOKEN_OWNER

TOKEN_PRIMARY_GROUP

TOKEN_PRIVILEGES

TOKEN_SOURCE

TOKEN_STATISTICS

TOKEN_TYPE

TOKEN_USER