GetClassWord 関数 (winuser.h)
指定したオフセットにある 16 ビット (WORD) の値を、指定したウィンドウが属するウィンドウ クラスの追加のクラス メモリに取得します。
メモ この関数は、 nIndex が GCW_ATOM に設定されていない場合は非推奨です。 関数は、16 ビット バージョンの Windows との互換性のためにのみ提供されます。 アプリケーションでは、 GetClassLong または GetClassLongPtr 関数を使用する 必要があります。
構文
WORD GetClassWord(
[in] HWND hWnd,
[in] int nIndex
);
パラメーター
[in] hWnd
型: HWND
ウィンドウへのハンドルと、ウィンドウが属するクラスを間接的に指定します。
[in] nIndex
型: int
取得する値の 0 から始まるバイト オフセット。 有効な値は、クラス メモリのバイト数から 2 を引いた範囲の 0 です。たとえば、10 バイト以上の余分なクラス メモリを指定した場合、8 の値は 5 番目の 16 ビット整数へのインデックスになります。 次の表に示すように、有効な値が追加されています。
値 | 意味 |
---|---|
|
ウィンドウ クラスを一意に識別する ATOM 値を取得します。 これは、RegisterClass または RegisterClassEx 関数が返すのと同じ atom です。 |
戻り値
種類: WORD
関数が成功した場合、戻り値は要求された 16 ビット値です。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
RegisterClass 関数で使用される WNDCLASS 構造体の cbClsExtra メンバーに 0 以外の値を指定して、追加のクラス メモリを予約します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
API セット | ext-ms-win-ntuser-windowclass-l1-1-2 (Windows 10 バージョン 10.0.10240 で導入) |
関連項目
概念
リファレンス