HideCaret 関数 (winuser.h)
キャレットを画面から削除します。 キャレットを非表示にしても、現在の図形が破棄されたり、挿入ポイントが無効化されたりすることはありません。
構文
BOOL HideCaret(
[in, optional] HWND hWnd
);
パラメーター
[in, optional] hWnd
型: HWND
キャレットを所有するウィンドウへのハンドル。 このパラメーターが NULL の場合、 HideCaret はキャレットを所有するウィンドウを現在のタスクで検索します。
戻り値
種類: BOOL
関数が成功すると、戻り値は 0 以外になります。
関数が失敗した場合は、0 を返します。 詳細なエラー情報を得るには、GetLastError を呼び出します。
解説
HideCaret は、指定されたウィンドウがキャレットを所有している場合にのみ、キャレットを非表示にします。 指定したウィンドウがキャレットを所有していない場合、 HideCaret は何も実行せず、 FALSE を返します。
非表示は累積的です。 アプリケーションが HideCaret を 5 回連続して呼び出す場合は、キャレットが表示される前に ShowCaret も 5 回呼び出す必要があります。
例については、「 キャレットを非表示にする」を参照してください。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
API セット | ext-ms-win-ntuser-caret-l1-1-0 (Windows 8 で導入) |
関連項目
概念
リファレンス