IsTouchWindow 関数 (winuser.h)
指定したウィンドウがタッチ対応かどうかを確認し、必要に応じて、ウィンドウのタッチ機能に設定されている修飾子フラグを取得します。
構文
BOOL IsTouchWindow(
[in] HWND hwnd,
[out, optional] PULONG pulFlags
);
パラメーター
[in] hwnd
ウィンドウのハンドル。 呼び出し元のスレッドが指定したウィンドウと同じデスクトップにない場合、関数は ERROR_ACCESS_DENIED で失敗します。
[out, optional] pulFlags
指定したウィンドウのタッチ機能の修飾子フラグを受け取る ULONG 変数のアドレス。
戻り値
ウィンドウで Windows Touch がサポートされている場合は TRUE を 返します。ウィンドウが Windows Touch をサポートしていない場合は FALSE を 返します。
注釈
次の表に、 pulFlags 出力パラメーターの値を示します。
フラグ | 説明 |
---|---|
TWF_FINETOUCH | hWnd が非コードタッチ入力を優先することを指定します。 |
TWF_WANTPALM |
このフラグをクリアすると、パーム拒否が無効になり、 メッセージの 取得の遅延WM_TOUCH軽減されます。
これは、ユーザーがアプリケーションに触れたときに可能な限り迅速に応答する場合に便利です。
このフラグを設定すると、手のひらの検出が可能になり、 一部のWM_TOUCH メッセージがアプリケーションに送信されなくなります。 これは、手のひらの接触からの メッセージWM_TOUCH 受信したくない場合に便利です。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | winuser.h (Windows.h を含む) |
Library | User32.lib |
[DLL] | User32.dll |
API セット | ext-ms-win-ntuser-misc-l1-2-0 (Windows 8.1 で導入) |