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WPUQuerySocketHandleContext 関数 (ws2spi.h)

WPUQuerySocketHandleContext 関数は、指定されたソケット ハンドルに関連付けられているコンテキスト値を照会します。

構文

int WPUQuerySocketHandleContext(
  [in]  SOCKET     s,
  [out] PDWORD_PTR lpContext,
  [out] LPINT      lpErrno
);

パラメーター

[in] s

コンテキストを照会するソケットを識別する説明。

[out] lpContext

コンテキスト値を受け取るポインター。

[out] lpErrno

エラー コードへのポインター。

戻り値

エラーが発生しない場合、 WPUQuerySocketHandleContext は 0 を返し、現在のコンテキスト値を lpContext に格納します。 それ以外の場合は、SOCKET_ERRORを返し、 lpErrno で特定のエラー コードを使用できます。

エラー コード 意味
WSAENOTSOCK
記述子は、 WPUCreateSocketHandle によって作成されたソケットではありません。
 
 

注釈

WPUQuerySocketHandleContext 関数は、指定されたソケット ハンドルに関連付けられている現在のコンテキスト値を照会します。 通常、サービス プロバイダーはこの関数を使用して、ソケットに関連付けられているプロバイダー固有のデータへのポインターを取得します。 たとえば、サービス プロバイダーはソケット コンテキストを使用して、ソケットの状態、ローカルおよびリモート トランスポート アドレス、およびネットワーク イベントを通知するためのイベント オブジェクトを含む構造体へのポインターを格納できます。

IFS プロバイダーはコンテキスト値を指定できないため、IFS 以外のプロバイダーのみがこの関数を使用します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー ws2spi.h

こちらもご覧ください

WPUCreateSocketHandle