CDN_SHAREVIOLATION通知コード
[Windows Vista 以降、 共通のダイアログ ボックスと [名前を付けて保存 ] ダイアログ ボックスは、[ 共通項目] ダイアログボックスに置き換えられます。 [共通ダイアログ ボックス ライブラリ] のダイアログ ボックスではなく、共通項目ダイアログ API を使用することをお勧めします。
ユーザーが [OK] ボタンをクリックし、選択したファイルに対してネットワーク共有違反が発生したときに、エクスプローラー スタイルの [開く] または [名前を付けて保存] ダイアログ ボックスによって送信されます。
OFNHookProc フック プロシージャは、このメッセージを WM_NOTIFY メッセージの形式で受信します。
#define CDN_FIRST (0U-601U)
#define CDN_SHAREVIOLATION (CDN_FIRST - 0x0003)
パラメーター
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wParam
-
このパラメーターは使用されません。
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lParam
-
OFNOTIFY 構造体へのポインター。 この構造体の pszFile メンバーは、共有違反が発生したファイルの名前へのポインターです。 OFNOTIFY 構造体には、CDN_SHAREVIOLATION通知メッセージを示すコード メンバーを持つ NMHDR 構造体が含まれています。
戻り値
戻り値は、ダイアログ ボックスで共有違反を処理する方法を示します。
フック プロシージャが 0 を返した場合、ダイアログ ボックスに共有違反の標準警告メッセージが表示されます。
標準の警告メッセージが表示されないようにするには、フック プロシージャから 0 以外の値を返し、 SetWindowLong 関数を呼び出して、次の DWL_MSGRESULT 値のいずれかを設定します。
リターン コード/値 | 説明 |
---|---|
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共有違反についてユーザーに警告することなく、ダイアログ ボックスでファイル名を返します。 |
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共有違反についてユーザーに警告することなく、ダイアログ ボックスでファイル名を拒否します。 |
注釈
この通知は、 OFN_EXPLORER 値を使用してダイアログ ボックスが作成された場合にのみ送信されます。
この通知は、ダイアログ ボックスの作成時に OFN_SHAREAWARE 値が指定されていない場合にのみ送信されます。
要件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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