メタファイルについて

内部的には、メタファイルはメタ ファイル レコードと呼ばれる可変長構造体の配列です。 メタファイルの最初のレコードは、図が作成されたデバイスの解像度、画像の寸法などの一般的な情報を指定します。 メタファイルの大部分を構成する残りのレコードは、図の描画に必要なグラフィックス デバイス インターフェイス (GDI) 関数に対応します。 これらのレコードは、特殊なメタファイル デバイス コンテキストが作成された後にメタファイルに格納されます。 このメタファイル デバイス コンテキストは、図の作成に必要なすべての描画操作に使用されます。 システムは、メタファイル DC に関連付けられている GDI 関数を処理するときに、関数を適切なデータに変換し、メタファイルに追加されたレコードにこのデータを格納します。

図が完成し、最後のレコードがメタファイルに格納されたら、次の方法でメタファイルを別のアプリケーションに渡すことができます。

  • クリップボードの使用
  • 別のファイル内に埋め込む
  • ディスクに保存する
  • 繰り返し再生する

メタファイルは、レコードがデバイス コマンドに変換され、適切なデバイスによって処理されるときに 再生 されます。

メタファイルには次の 2 種類があります。