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累積外接する四角形

累積外接する四角形は、最近の描画操作の影響を受けるウィンドウまたはクライアント領域の部分を囲む最小の四角形です。 アプリケーションでは、この四角形を使用して、描画操作によって発生する変更の程度を簡単に判断できます。 LockWindowUpdate と組み合わせて使用して、更新ロックがクリアされた後にクライアント領域のどの部分を再描画する必要があるかどうかを判断する場合があります。

アプリケーションは SetBoundsRect 関数 (DCB_ENABLEを指定) を使用して、外接する四角形の累積を開始します。 その後、アプリケーションが指定されたディスプレイ デバイス コンテキストを使用する場合、システムは外接する四角形のポイントを累積します。 アプリケーションは 、GetBoundsRect 関数を使用して、いつでも現在の外接する四角形を取得できます。 アプリケーションは 、setBoundsRect をもう一度呼び出して、DCB_DISABLE値を指定して累積を停止します。