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メディア バッファー

メディア バッファーは、通常はメディア データを保持するためにメモリ ブロックを管理する COM オブジェクトです。 メディア バッファーは、あるパイプライン コンポーネントから次のパイプライン コンポーネントにデータを移動するために使用されます。 メディア セッションはパイプライン オブジェクト間のすべてのデータ フローを処理するため、ほとんどのアプリケーションではメディア バッファーを直接使用しません。 独自のパイプライン コンポーネントを作成する場合、またはメディア セッションなしでパイプライン コンポーネントを直接使用する場合は、メディア バッファーを使用する必要があります。

メディア バッファーは、 IMFMediaBuffer インターフェイスを 公開します。 このインターフェイスは、任意の種類のデータの読み取りまたは書き込みを行うように設計されています。 圧縮されていないビデオ フレームは、ビデオ メモリ内の Direct3D サーフェスに格納される可能性があるため、特別な処理が必要です。

このセクションでは、次のトピックを扱います。

トピック 説明
メディア バッファーの操作 すべてのメディアの種類のメディア バッファーの一般的な動作について説明します。
圧縮されていないビデオ バッファー 圧縮されていないビデオ フレームを含むメディア バッファーを操作する方法。
DirectX Surface Buffer Direct3D サーフェスをメディア バッファーに格納する方法について説明します。

 

Media Foundation プリミティブ