MF_SA_D3D11_USAGE属性
メディア サンプル用に Microsoft Direct3D 11 サーフェスを割り当てる方法を指定します。 使用状況は、サンプルに CPU と GPU のどちらからアクセスできるかを直接反映します。
データ型
D3D11_USAGEUINT32 として格納されます
解説
この属性の値は 、D3D11_USAGE 値です。
Microsoft Media Foundation Transforms
このコンテキストでは、 属性は、Microsoft Media Foundation 変換 (MFT) が MF_SA_D3D11_AWARE 属性に対して TRUE を返す場合にのみ適用されます。
MFT で Direct3D 11 がサポートされている場合、この属性は、出力用に Microsoft Direct3D サーフェスを割り当てるときに MFT にヒントを提供します。 属性を次のように設定します。
- IMFTransform::GetOutputStreamAttributes を呼び出して、MFT 属性ストアを取得します。
- IMFAttributes::SetUINT32 を呼び出します。
Media Foundation パイプラインは、ストリーミングを開始する前に 属性を設定します。 MFT では、サーフェスを割り当てるときに、この設定を考慮する必要があります。 それが不可能な場合、MFT は割り当てを失敗するのではなく、 属性を無視できます。
さらに、MFT で入力に Direct3D サーフェスが必要な場合は、入力サーフェスを割り当てる方法のヒントとしてこの属性を公開できます。 属性に対して次のようにクエリを実行します。
- IMFTransform::GetInputStreamAttributes を呼び出して、入力ストリーム属性を取得します。
- IMFAttributes::GetUINT32 を呼び出します。
サンプル アロケーター
この属性は、 IMFVideoSampleAllocatorEx::InitializeSampleAllocatorEx メソッドのビデオ サンプル アロケーターで設定できます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
ヘッダー |
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関連項目