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IDL ファイルと ACF ファイル

Microsoft Interface Definition Language (MIDL) の構文は、C プログラミング言語の構文に基づいています。 MIDL のこの説明の言語概念が完全に定義されていない場合、その用語の C 言語定義が暗黙的に指定されます。

MIDL 設計では、インターフェイス定義言語 (IDL) ファイルとアプリケーション構成ファイル (ACF) の 2 つの異なるファイルを指定します。 これらのファイルには、リモート プロシージャ コール (RPC) を管理する C 言語スタブ ファイルの生成を指示する属性が含まれています。 IDL ファイルには、クライアントとサーバー プログラム間のインターフェイスの説明が含まれています。 RPC アプリケーションでは、ACF ファイルを使用して、特定のオペレーティング環境を構成するハードウェアおよびオペレーティング システムに固有のインターフェイスの特性を記述します。 この情報を 2 つのファイルに分割する目的は、ソフトウェア インターフェイスを、動作環境のみに影響する特性から分離しておくことです。

IDL ファイルは、クライアントとサーバーの間のネットワーク コントラクトを指定します。つまり、IDL ファイルは、クライアントとサーバーの間で送信される内容を指定します。 この情報をオペレーティング環境に関する情報と区別すると、IDL ファイルは他の環境に移植可能になります。 IDL ファイルは、インターフェイス ヘッダーとインターフェイス本体の 2 つの部分で構成されます。

ACF は、ネットワーク コントラクトではなくローカル パフォーマンスにのみ影響する属性を指定します。 Microsoft RPC を使用すると、ACF 属性と IDL 属性を 1 つの IDL ファイルに結合できます。 1 つの IDL ファイル (およびその ACF) で複数のインターフェイスを組み合わせることもできます。

このセクションでは、IDL ファイルと ACF ファイルで指定される属性の概要を示します。 概要のみを提供することを目的としています。 詳細については、「 MIDL 言語リファレンス」および「 MIDL Command-Line リファレンス」を参照してください。 このセクションの説明は、次のトピックで説明します。