Shell.IsRestricted メソッド

レジストリからグループの制限設定を取得します。

構文

iRetVal = Shell.IsRestricted(
  sGroup,
  sRestriction
)

Shell.IsRestricted( _
  ByVal sGroup As BSTR, _
  ByVal sRestriction As BSTR _
) As Integer

パラメーター

sGroup [in]

種類: BSTR

グループ名を含む 文字列 。 この値は、制限をチェックするレジストリ サブキーの名前です。

sRestriction [in]

種類: BSTR

値を取得する制限を含む String

戻り値

JScript

型: Integer*

制限の値です。 指定した制限が見つからない場合、戻り値は 0 です。

VB

型: Integer*

制限の値です。 指定した制限が見つからない場合、戻り値は 0 です。

解説

IsRestricted は、最初に次のキーの下で sGroup と一致するサブキー名を検索します。

HKEY_LOCAL_MACHINE
   Software
      Microsoft
         Windows
            CurrentVersion
               Policies

制限は、個々のポリシー サブキーの値として宣言されます。 sGroup で という名前のサブキーに sRestriction 内の という名前の制限が見つかった場合、IsRestricted は制限の現在の値を返します。 HKEY_LOCAL_MACHINEで制限が見つからない場合は、HKEY_CURRENT_USERの下で同じサブキーがチェックされます。

現在、このメソッドは Microsoft Visual Basic では使用できません。

次の例は、IsRestricted を使用して、System サブキーから undockwithoutlogon 制限のデータ値を取得する方法を示しています。 JScript と VBScript の使用法が表示されます。

Jscript:

<script language="JScript">
    function fnIsRestricedJ()
    {
        var objShell = new ActiveXObject("shell.application");
        var lReturn;
        
        lReturn = objShell.IsRestricted("system", "undockwithoutlogon");
        document.write(lReturn);
    }
</script>

Vbscript:

<script language="VBScript">
    function fnIsRestricedVB()
        dim objShell
        dim lReturn

        set objShell = CreateObject("shell.application")

        lReturn = objShell.IsRestricted("system", "undockwithoutlogon")
        document.write(lReturn)

        set objShell = nothing
    end function
</script>

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
Header
Shldisp.h
IDL
Shldisp.idl
[DLL]
Shell32.dll (バージョン 5.0 以降)