Shell.ShowBrowserBar メソッド

ブラウザー バーを表示します。

構文

retVal = Shell.ShowBrowserBar(
  sCLSID,
  vShow
)

Shell.ShowBrowserBar( _
  ByVal sCLSID As BSTR, _
  ByVal vShow As Variant _
) As Variant

パラメーター

sCLSID [in]

種類: BSTR

表示するブラウザー バーの CLSID の文字列形式を含む String 。 オブジェクトは、CATID_InfoBand コンポーネント カテゴリを持つ エクスプローラー Bar オブジェクトとして登録する必要があります。 詳細については、「カスタム エクスプローラー バー、ツール バンド、デスク バンドの作成」を参照してください。

vShow [in]

型: Variant

ブラウザー バーを表示するには true 、非表示にするには false に設定します。

戻り値

JScript

型: Variant*

成功した場合は true を 返します。それ以外の場合は false

VB

型: Variant*

成功した場合は true を 返します。それ以外の場合は false

解説

sCLSID パラメーターをその エクスプローラー Bar の CLSID に設定することで、標準のエクスプローラー バーのいずれかを表示できます。 標準のエクスプローラー バーとその CLSID 文字列は次のとおりです。

エクスプローラー バー CLSID 文字列
お気に入り {EFA24E61-B078-11d0-89E4-00C04FC9E26E}
Folders {EFA24E64-B078-11d0-89E4-00C04FC9E26E}
履歴 {EFA24E62-B078-11d0-89E4-00C04FC9E26E}
検索 {30D02401-6A81-11d0-8274-00C04FD5AE38}

 

現在、このメソッドは Microsoft Visual Basic では使用できません。

次の例は、 Shell.ShowBrowserBar を使用して [お気に入り] ブラウザー バーを表示する方法を示しています。 JScript と VBScript の使用法が表示されます。

Jscript:

<script language="JavaScript">
    function fnShowBrowserBarJ()
    {
        var objShell = new ActiveXObject("shell.application");
        var bReturn;
        
        bReturn = objShell.ShowBrowserBar("{EFA24E61-B078-11d0-89E4-00C04FC9E26E}", true);
    }
</script>

Vbscript:

<script language="VBScript">
    function fnShowBrowserBarVB()
        dim objShell
        dim bReturn

        set objShell = CreateObject("shell.application")

        bReturn = objShell.ShowBrowserBar("{EFA24E61-B078-11d0-89E4-00C04FC9E26E}", true)

        set objShell = nothing
    end function
</script>

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional、Windows XP [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ]
Header
Shldisp.h
IDL
Shldisp.idl
[DLL]
Shell32.dll (バージョン 5.0 以降)