ForegroundIdleProc コールバック関数

SetWindowsHookExA/SetWindowsHookExW 関数で使用されるアプリケーション定義またはライブラリ定義のコールバック関数。 システムは、フォアグラウンド スレッドがアイドル状態になるたびに、この関数を呼び出します。

構文

DWORD CALLBACK ForegroundIdleProc(
  _In_ int   code,
       DWORD wParam,
       LONG  lParam
);

パラメーター

  • code [in]
    型: int

    コードHC_ACTION場合は、フック プロシージャでメッセージを処理する必要があります。 コードが 0 未満の場合、フック プロシージャは、それ以上の処理を行わずにメッセージを CallNextHookEx 関数に渡す必要があり、CallNextHookEx によって返される値を返す必要があります。

  • wParam
    型: DWORD

    このパラメーターは使用されません。

  • lParam
    型: LONG

    このパラメーターは使用されません。

戻り値

型:****

種類:DWORD

コードが 0 未満の場合、フック プロシージャは CallNextHookEx によって返される値を返す必要があります。

コードが 0 以上の場合は、CallNextHookEx を呼び出し、返される値を返すように強くお勧めします。それ以外の場合、WH_FOREGROUNDIDLEフックがインストールされている他のアプリケーションはフック通知を受け取らず、結果として正しく動作しない可能性があります。 フック プロシージャが CallNextHookEx を呼び出さない場合、戻り値は 0 である必要があります。

注釈

HOOKPROC 型は、このコールバック関数へのポインターを定義します。 ForegroundIdleProc は、アプリケーション定義またはライブラリ定義関数名のプレースホルダーです。

アプリケーションは、setWindowsHookExA SetWindowsHookExW関数の呼び出しで、WH_FOREGROUNDIDLEフックの種類とフック プロシージャへのポインターを指定して、このフック プロシージャをインストールします。/

このコールバック関数の処理中に、呼び出し元スレッドのメッセージ キューからウィンドウ メッセージを取得する関数を呼び出さないようにします。 これには 、GetMessagePeekMessageA/PeekMessageW、モーダル ダイアログ ボックス、COM 関数が含まれます。 このような関数を呼び出すと、呼び出し元スレッドのメッセージ キューにメッセージがある場合、 スレッドが GetMessage または WaitMessage から返されない可能性があります。

要件

サポートされている最小のクライアント

Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]

サポートされている最小のサーバー

Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]

ヘッダー

Winuser.h (Windows.h を含む)

関連項目

参照

CallNextHookEx

SetWindowsHookExA/SetWindowsHookExW

概念

フック