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パッケージの整合性チェックを強制する

Windows では、パッケージの内容全体に対して、実行時にパッケージの整合性チェックを実行できます。 有効にすると、Windows によって実行時のチェックが実行され、改ざんされたか破損したパッケージが検出された場合、アプリを起動する前にパッケージの修正と修復ワークフローが開始されます。

有効にする方法

パッケージ マニフェストに、次の要素を挿入します。

<uap10:PackageIntegrity>

  <!-- Child elements -->
  <uap10:Content Enforcement="on" />

</uap10:PackageIntegrity>

Enforcementon になっていることを確認することにより、パッケージの内容全体に対して、Windows によって実行時のパッケージの整合性チェックが適用されます。 Enforcement に指定できる値は、onoff、または default の 3 つです。 値 default を指定した場合は、off と同じ動作になります

ユーザー側の表示と操作

パッケージの整合性がチェックされて、パッケージ ファイルが改ざんされていることがシステムによって特定されると、パッケージのソースに応じて、アプリに問題があることを示すダイアログがユーザーに表示されます。 アプリがストアからのものである場合、ユーザーはストア アプリを介して操作するように指示されます。 アプリが Microsoft Store の外部からのものである場合、ユーザー ダイアログは一般的なものになります。 ユーザーは、設定アプリにアクセスして、アプリを修復またはリセットするように求められます。