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SMS メッセージの送信

このトピックでは、SMS の作成ダイアログを起動して、ユーザーが SMS メッセージを送信できるようにする方法について説明します。 ダイアログを表示する前に、SMS の各フィールドにデータを設定することができます。 メッセージは、ユーザーが送信ボタンをタップするまで送信されません。

このコードを呼び出すには、パッケージ マニフェストで chatsmsSendchatSystem 機能を宣言します。 これらは制限付き機能ですが、アプリで使用できます。 アプリをストアに公開する場合にのみ、承認が必要となります。 「アカウントの種類、場所、料金」を参照してください。

SMS の作成ダイアログの起動

新しい ChatMessage オブジェクトを作成し、メールの作成ダイアログに事前に入力するデータを設定します。 ダイアログを表示するには、ShowComposeSmsMessageAsync を呼び出します。

private async void ComposeSms(Windows.ApplicationModel.Contacts.Contact recipient,
    string messageBody,
    StorageFile attachmentFile,
    string mimeType)
{
    var chatMessage = new Windows.ApplicationModel.Chat.ChatMessage();
    chatMessage.Body = messageBody;

    if (attachmentFile != null)
    {
        var stream = Windows.Storage.Streams.RandomAccessStreamReference.CreateFromFile(attachmentFile);

        var attachment = new Windows.ApplicationModel.Chat.ChatMessageAttachment(
            mimeType,
            stream);

        chatMessage.Attachments.Add(attachment);
    }

    var phone = recipient.Phones.FirstOrDefault<Windows.ApplicationModel.Contacts.ContactPhone>();
    if (phone != null)
    {
        chatMessage.Recipients.Add(phone.Number);
    }
    await Windows.ApplicationModel.Chat.ChatMessageManager.ShowComposeSmsMessageAsync(chatMessage);
}

次のコードを使用して、アプリが実行されているデバイスで SMS メッセージを送信できるかどうかを判別できます。

if (Windows.Foundation.Metadata.ApiInformation.IsTypePresent("Windows.ApplicationModel.Chat"))
{
   // Call code here.
}

まとめと次のステップ

このトピックでは、SMS の作成ダイアログの起動方法を示しました。 SMS メッセージの受信者として使う連絡先を選ぶ方法については、「連絡先の選択」をご覧ください。 バックグラウンド タスクを使用して SMS メッセージを送受信する方法の例については、GitHub から ユニバーサル Windows アプリのサンプル をダウンロードしてください。