広告のエラー処理
警告
2020 年 6 月 1 日以降、Windows UWP アプリ用の Microsoft の広告の収益化プラットフォームはシャットダウンされます。 詳細情報
AdControl、InterstitialAd、NativeAdsManagerV2 の各クラスには、広告関連のエラーが発生した場合に発生する ErrorOccurred イベントがあります。 アプリ コードでこのイベントを処理し、イベント引数オブジェクトの ErrorCode プロパティと ErrorMessage プロパティを調べて、エラーの原因を特定することができます。
XAML アプリ
XAML アプリで広告関連のエラーを処理するには:
AdControl、InterstitialAd、NativeAdsManagerV2 オブジェクトの ErrorOccurred イベントを、イベント ハンドラー デリゲートの名前に割り当てます。
送信元の Object と AdErrorEventArgs オブジェクトの、2 つのパラメーターを受け取るようにエラー イベント処理デリゲートのコードを記述します。
OnAdError という名前のデリゲートを myBannerAdControl という名前の AdControl オブジェクトの ErrorOccurred イベントに割り当てる例を次に示します。
myBannerAdControl.ErrorOccurred = OnAdError;
Visual Studio の出力ウィンドウにエラー情報を書き込む OnAdError デリゲートの定義例を次に示します。
private void OnAdError(object sender, AdErrorEventArgs e)
{
System.Diagnostics.Debug.WriteLine("AdControl error (" + ((AdControl)sender).Name + "): " + e.Error +
" ErrorCode: " + e.ErrorCode.ToString());
}
XAML および C# での AdControl エラー処理について説明するチュートリアルについては、「XAML/C# チュートリアルでのエラー処理」をご覧ください。
JavaScript/HTML アプリ
JavaScript アプリで ErrorOccur エラーを処理するには:
onErrorOccurred イベントをイベント ハンドラーに割り当てます。
イベント ハンドラーのコードを記述します。
errorLogger という名前のイベント ハンドラーを AdControl オブジェクトの ErrorOccurred イベントに割り当てる例を次に示します。
<div id="myAd" style="position: absolute; top: 53px; left: 0px; width: 250px; height: 250px; z-index: 1"
data-win-control="MicrosoftNSJS.Advertising.AdControl"
data-win-options="{applicationId: '3f83fe91-d6be-434d-a0ae-7351c5a997f1', adUnitId: 'test', onErrorOccurred: errorLogger}">
</div>
エラー処理関数は宣言型で、markSupportedForProcessing 関数内で囲む必要があります。
エラーが発生すると、エラー ハンドラーが JavaScript エラー オブジェクトをキャッチします。 エラー オブジェクトは 2 つの引数をエラー ハンドラーに提供します。
onErrorOccurred イベントを処理する errorLogger という名前のエラー処理関数の例を示します。
WinJS.Utilities.markSupportedForProcessing(
window.errorLogger = function (sender, evt) {
console.log(new Date()).toLocaleTimeString() + ": " + sender.element.id + " error: " + evt.errorMessage +
" error code: " + evt.errorCode + \n");
});
JavaScript での AdControl エラー処理について説明するチュートリアルについては、「JavaScript チュートリアルでのエラー処理」をご覧ください。