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ヘッダー コントロールに項目を追加する方法

このトピックでは、ヘッダー コントロールに項目を追加する方法について説明します。 ヘッダー コントロールでは通常、コントロールの列を定義するヘッダー項目がいくつか用意されています。 HDM_INSERTITEM メッセージをコントロールに送信することで、ヘッダー コントロールに項目を追加できます。

知っておくべきこと

テクノロジ

前提条件

  • C/C++
  • Windows ユーザー インターフェイス プログラミング

手順

HDM_INStandard Edition RTITEM メッセージを使用して、ヘッダー コントロールに項目を追加します。 このメッセージには、 HDITEM 構造体のアドレスを含む必要があります。 この構造体は、ヘッダー項目のプロパティを定義します。これには、文字列、ビットマップ画像、初期サイズ、アプリケーション定義の 32ビット 値などを含めることができます。

次の例は、 HDM_INSERTITEM メッセージと HDITEM 構造体を使用して、ヘッダー コントロールに項目を追加する方法を示しています。 新しい項目は、項目の四角形内で左揃えの文字列で構成されます。

// DoInsertItem - inserts an item into a header control. 
// Returns the index of the new item. 
// hwndHeader - handle to the header control. 
// iInsertAfter - index of the previous item. 
// nWidth - width of the new item. 
// lpsz - address of the item string. 
int DoInsertItem(HWND hwndHeader, int iInsertAfter, 
    int nWidth, LPTSTR lpsz) 
{ 
    HDITEM hdi; 
    int index; 
 
    hdi.mask = HDI_TEXT | HDI_FORMAT | HDI_WIDTH; 
    hdi.cxy = nWidth; 
    hdi.pszText = lpsz; 
    hdi.cchTextMax = sizeof(hdi.pszText)/sizeof(hdi.pszText[0]); 
    hdi.fmt = HDF_LEFT | HDF_STRING; 
 
    index = SendMessage(hwndHeader, HDM_INSERTITEM, 
        (WPARAM) iInsertAfter, (LPARAM) &hdi); 
 
    return index; 
}

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