ReaderScroll コールバック関数
[ReaderScroll は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 これは、以降のバージョンで変更または使用できない可能性があります。
アクティブなスクロール領域として宣言されているリーダー モード ウィンドウの部分内でマウス ポインターを移動するときに使用されるアプリケーション定義のコールバック関数。
構文
BOOL CALLBACK ReaderScroll(
_In_ PREADERMODEINFO prmi,
_In_ int dx,
_In_ int dy
);
パラメーター
-
prmi [in]
-
型: PREADERMODEINFO
DoReaderMode 関数に渡された READERMODEINFO 構造体へのポインター。 この構造体は、リーダー モード ウィンドウとアクティブなスクロール領域を定義します。
-
dx [in]
-
型: int
水平方向にスクロールする距離。 RMF_VERTICALONLY フラグが READERMODEINFO 構造体で設定されている場合、この値は常に 0 になります。
-
dy [in]
-
型: int
垂直方向にスクロールする距離。 RMF_HORIZONTALONLY フラグが READERMODEINFO 構造体で設定されている場合、この値は常に 0 になります。
戻り値
種類: BOOL
この関数は常に TRUE を返す必要があります。
解説
アプリケーションがこの関数から通知を受け取ると、アプリケーションは dx パラメーターと dy パラメーターで指定された方向にリーダー モード ウィンドウをスクロールします。
例
次の例では、カスタム関数を使用してスクロールを実行するこの関数の実装の概要を示します。
BOOL CALLBACK
ReaderScrollCallback(PREADERMODEINFO prmi, int dx, int dy)
{
if (prmi == NULL)
return FALSE;
// Call custom ScrollWindow method to scroll the window
ScrollWindow(prmi->hwnd, dx, dy);
return TRUE;
}
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista、Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |