SB_SETTEXT メッセージ
ステータス ウィンドウの指定した部分にテキストを設定します。
パラメーター
-
wParam
-
下位ワードの LOBYTE は、設定するパーツの 0 から始まるインデックスを指定します。 LOBYTE が SB_SIMPLEID に設定されている場合、ステータス ウィンドウはシンプル モード ステータス バー (つまり 1 つのパーツだけを含むステータス バー) であると見なされます。
下位ワードの HIBYTE は、描画操作の種類を指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。
wParam の上位ワードは無視されます。
Value 説明 - 0
テキストは、ウィンドウの平面より下に表示される罫線付きで描画されます。 - SBT_NOBORDERS
テキストは罫線なしで描画されます。 SBT_OWNERDRAW テキストは親ウィンドウによって描画されます。
注: シンプル モード ステータス バーは、所有者描画をサポートしていません。- SBT_POPOUT
テキストは、ウィンドウの平面よりも上に表示される罫線付きで描画されます。 - SBT_RTLREADING
テキストは、親ウィンドウのテキストとは反対向きで表示されます。 - SBT_NOTABPARSING
タブ文字は無視されます。 -
lParam
-
設定するべきテキストを指定する null で終わる文字列へのポインター。 wParam が SBT_OWNERDRAW である場合、このパラメーターは 32 ビットのデータを表します。 親ウィンドウは WM_DRAWITEM メッセージを受信すると、データを解釈しテキストを描画する必要があります。
戻り値
成功した場合は TRUE、それ以外の場合は FALSE を返します。
解説
このメッセージは、ウィンドウの一部が変更されたことを無効化し、ウィンドウが次に WM_PAINT メッセージを受信した際に新しいテキストを表示するようにします。
通常のウィンドウは、テキストを左から右 (LTR) で表示します。 ウィンドウを "ミラー" することで、ヘブライ語やアラビア語などの右から左 (RTL) に読む言語を表示できます。 SBT_RTLREADING が設定されている場合、lParam 文字列は親ウィンドウのテキストとは反対向きで表示されます。
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
ヘッダー |
|
Unicode 名と ANSI 名 |
SB_SETTEXTW (Unicode) と SB_SETTEXTA (ANSI) |