STM_SETIMAGE メッセージ
アプリケーションは 、新 しいイメージを静的コントロールに関連付けるために、STM_SETIMAGE メッセージを送信します。
パラメーター
-
wParam
-
静的コントロールに関連付けるイメージの種類を指定します。 このパラメーターには、次のいずれかの値を指定できます。
値 説明 - IMAGE_BITMAP
ビットマップ。 - IMAGE_CURSOR
カーソル。 - IMAGE_ENHMETAFILE
拡張メタファイル。 - IMAGE_ICON
アイコンです。 -
lParam
-
静的コントロールに関連付けるイメージを処理します。
戻り値
戻り値は、静的コントロールに以前に関連付けられたイメージへのハンドルです (存在する場合)。それ以外の場合は NULL です。
解説
イメージを静的コントロールに関連付けるには、コントロールに適切なスタイルが必要です。 次の表は、各画像の種類に必要なスタイルを示しています。
イメージの種類 | 静的コントロール のスタイル |
---|---|
IMAGE_BITMAP | SS_BITMAP |
IMAGE_CURSOR | SS_ICON |
IMAGE_ENHMETAFILE | SS_ENHMETAFILE |
IMAGE_ICON | SS_ICON |
重要
Microsoft Win32 コントロールのバージョン 6 では、 STM_SETIMAGE メッセージを使用して静的コントロールに渡されるビットマップは、後続の STM_SETIMAGE メッセージによって返されるビットマップと同じでした。 クライアントは、静的コントロールに送信されたビットマップを削除する役割を担います。
Windows XP では、 STM_SETIMAGE メッセージで渡されたビットマップに 0 以外のアルファを持つピクセルが含まれている場合、静的コントロールはビットマップのコピーを受け取ります。 このコピーされたビットマップは、次の STM_SETIMAGE メッセージによって返されます。 クライアント コードは、静的コントロールに渡されたビットマップを個別に追跡できますが、チェックせず、STM_SETIMAGEメッセージから返されたビットマップを解放すると、ビットマップはリークされます。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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