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タブ コントロールの使用

このトピックには、タブ コントロールを使用する 2 つの例が含まれています。 最初の例では、タブ コントロールを使用して、アプリケーションの メイン ウィンドウ内のテキストの複数のページを切り替える方法を示します。 2 つ目の例では、タブ コントロールを使用して、ダイアログ ボックス内のコントロールの複数のページを切り替える方法を示します。

このセクションの内容

トピック 説明
メイン ウィンドウでタブ コントロールを作成する方法
このセクションの例は、アプリケーションのメイン ウィンドウのクライアント領域にタブ コントロールを作成して表示する方法を示しています。 アプリケーションは、タブ コントロールの表示領域に 3 番目のウィンドウ (静的コントロール) を表示します。 親ウィンドウは、WM_SIZE メッセージを処理するときに、タブ コントロールと静的コントロールを配置してサイズ設定します。
この例では、曜日ごとに 1 つずつ、合計 7 つのタブがあります。 ユーザーがタブを選択すると、アプリケーションは、対応する曜日の名前を静的コントロールに表示します。
タブ付きダイアログ ボックスを作成する方法
このセクションの例では、タブを使用して複数ページのコントロールを提供するダイアログ ボックスを作成する方法を示します。 メイン ダイアログ ボックスは、モーダル ダイアログ ボックスです。 コントロールの各ページは、WS_CHILD スタイルが設定されたダイアログ ボックス テンプレートによって定義されます。 タブが選択されると、表示されるページ用のモードレス ダイアログ ボックスが作成され、非表示になるページ用のダイアログ ボックスは破棄されます。
注: 多くの場合、プロパティ シートを使用することで、より簡単に複数ページのダイアログ ボックスを実装できます。 プロパティ シートの詳細については、「プロパティ シートの概要」を参照してください。
メイン ダイアログ ボックスのテンプレートは、単純に 2 つのボタン コントロールを定義するものです。 ダイアログ ボックス プロシージャは、WM_INITDIALOG メッセージを処理するときに、タブ コントロールを作成し、子ダイアログ ボックスごとにダイアログ ボックス テンプレート リソースを読み込みます。