コンパニオン ファイル
コンパニオン ファイルのインストール状態は、それ自体のファイル バージョン管理情報ではなく、そのコンパニオンの親のバージョン管理に依存します。 「ファイルのバージョン管理規則」をご覧ください。 コンパニオン ファイルを指定するには、File テーブルのコンパニオンの親の主キーを、コンパニオンのレコードの Version 列で指定する必要があります。
次の例では、FileA がコンパニオンの親で、FileB がコンパニオン ファイルです。
File テーブル (一部分)
ファイル | Version |
---|---|
FileA | 1.0.0.0 |
FileB | FileA |
この例では、FileB のインストール状態は、ファイルのバージョン管理規則と FileA のバージョン管理情報によって決まります。 インストーラーは、パッケージ内の FileA のバージョンを、ユーザーのコンピューターに既にある以前のバージョンの FileA の上にインストールする必要があると判断した場合、インストールされている FileB のバージョンに関係なく、FileB もパッケージからインストールします。
そのコンポーネントに対するキー パスであるファイルは、コンパニオン ファイルであってはならないことに注意してください。 これにより、キー パス ファイルのバージョン管理ロジックは、コンパニオンの親のファイルによって決まります。