DsSetCurrentBackupLog 関数
[この関数は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 それより後のバージョンでは、変更されるか、使用できなくなる場合があります。 Windows Vista 以降では、代わりにボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) を使用します。
DsSetCurrentBackupLog 関数は、復元が成功した後に現在のバックアップ ログ番号を設定します。 Active Directory ドメイン サービスは循環ログのみをサポートするため、この関数は通常は使用されません。
構文
HRESULT DsSetCurrentBackupLog(
_In_ LPCWSTR szServerName,
_In_ DWORD dwCurrentLog
);
パラメーター
-
szServerName [in]
-
バックアップ ログ番号を設定するサーバーの名前を含む null で終わる文字列へのポインター。 前の円記号は省略可能です。 サーバーは、この関数が呼び出されるコンピューターと同じである必要があります。 サーバー名にアンダースコア (_) 文字を含めることはできません。 サーバー名の例として、"\\server1" があります。
-
dwCurrentLog [in]
-
設定するバックアップ ログ番号が含まれています。
戻り値
関数が 成功した場合はS_OK を返し、それ以外の場合は Win32 または RPC エラー コードを返します。 考えられるエラー コードの一覧を次に示します。
-
ERROR_INVALID_PARAMETER
-
1 つ以上のパラメーターが無効です。
-
ERROR_NOT_ENOUGH_MEMORY
-
メモリ割り当てエラーが発生しました。
解説
通常、DsSetCurrentBackupLog 関数を呼び出す必要はありません。 バックアップ機能は、バックアップされた最後のログ番号を自動的に決定して設定します。 完全バックアップが実行されるまで別の増分バックアップが成功しないようにするには、DsSetCurrentBackupLog を使用します。
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 |
ヘッダー |
|
ライブラリ |
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[DLL] |
|
Unicode 名と ANSI 名 |
DsSetCurrentBackupLogW (Unicode) と DsSetCurrentBackupLogA (ANSI) |