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Active Directory サービス インターフェイス アーキテクチャ

多くのディレクトリ サービスは階層型であるため、階層オブジェクト モデルに適しています。 このセクションでは、COM オブジェクト表現を使用して、さまざまな ADSI 機能について説明します。

次のオブジェクト モデルの図では、トップ レベルのシステム オブジェクトに、 インストールされている ADSI プロバイダーごとに 1 つの名前空間オブジェクトが含まれています。

namespaces container object

各名前空間オブジェクトは、それ自体がコンテナーであり、各サーバー、ドメイン、または各ディレクトリ サービスでルートとして定義されている他の種類のディレクトリシステム オブジェクトのトップレベルのルート ノードが含まれています。

ADSI には、クライアント アプリケーションが一連のメソッドを使用してディレクトリ サービスと相互作用できるように、事前定義されているオブジェクトとインターフェイスのセットが用意されています。 ただし、ADSI がディレクトリ サービスのすべての機能にアクセスできるわけではありません。 ADSI は、各ディレクトリ サービスの全機能をより効果的に利用するために、ディレクトリ サービス プロバイダーとサードパーティ ソフトウェア ベンダーが ADSI で提供されるインターフェイスを超えて機能を拡張するために使用できるスキーマ モデルを提供します。

各プロバイダー名前空間オブジェクト内にあるルートノード コンテナー オブジェクトには、ADSI スキーマ コンテナー オブジェクトが含まれています。 このオブジェクトには、そのプロバイダーのすべての機能の定義が含まれています。 詳しくは、「ADSI スキーマ モデル」を参照してください。

ここでは、次のトピックについて説明します。