IDXGIDevice1::GetMaximumFrameLatency メソッド (dxgi.h)
レンダリングのためにシステムがキューに入れるフレームの数を取得します。
構文
HRESULT GetMaximumFrameLatency(
[out] UINT *pMaxLatency
);
パラメーター
[out] pMaxLatency
型: UINT*
この値は、レンダリングのためにキューに登録できるフレームの数に設定されます。
この値の既定値は 3 ですが、1 から 16 の範囲を指定できます。
戻り値
型: HRESULT
成功した場合はS_OKを返します。それ以外の場合は、 D3DERR 列挙型の次のメンバーのいずれかを返します。
- D3DERR_DEVICELOST
- D3DERR_DEVICEREMOVED
- D3DERR_DRIVERINTERNALERROR
- D3DERR_INVALIDCALL
- D3DERR_OUTOFVIDEOMEMORY
注釈
この方法は、Windows Vista および Windows Server 2008 に付属する DXGI 1.0 ではサポートされていません。 DXGI 1.1 のサポートが必要です。これは、Windows 7、Windows Server 2008 R2、および Service Pack 2 (SP2) (KB 971644) と Windows Server 2008 (KB 971512) を使用した Windows Vista の更新プログラムとして利用できます。
フレーム待機時間は、レンダリングのために送信する前にキューに格納できるフレームの数です。 待機時間は、多くの場合、CPU がユーザー入力とレンダリング キュー内のフレームに応答する方法を制御するために使用されます。 多くの場合、ユーザー入力がないアプリケーション (ビデオ再生など) では、3 フレームを超えるデータをキューに入れます。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 7 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | dxgi.h |
Library | DXGI.lib |