WSARevertImpersonation 関数 (ws2tcpip.h)
WSARevertImpersonation 関数は、ソケット ピアの偽装を終了します。 これは、 WSAImpersonateSocketPeer を呼び出し、アクセス チェックを完了した後に呼び出す必要があります。
構文
INT WSAAPI WSARevertImpersonation();
戻り値
関数が成功した場合の戻り値は 0 です。 それ以外の場合は、 SOCKET_ERROR の値が返され、 WSAGetLastError を呼び出すことによって特定のエラー コードを取得できます。
考えられるエラー コードを次に示します。
エラー コード | 意味 |
---|---|
失敗しないシステム呼び出しが失敗しました。 |
解説
WSARevertImpersonation 関数を使用すると、呼び出し元のスレッドはソケット ピアの偽装を中止します。 スレッドが現在ソケット ピアを偽装していない場合、アクションは実行されません。
WSAImpersonateSocketPeer を呼び出し、すべてのアクセス チェックが完了したら、WSARevertImpersonation 関数を呼び出す必要があります。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | ws2tcpip.h |
Library | Fwpuclnt.lib |
[DLL] | Fwpuclnt.dll |