RADIUS_ATTRIBUTE構造体 (authif.h)

メモ Windows Server 2008 以降、インターネット認証サービス (IAS) の名前がネットワーク ポリシー サーバー (NPS) に変更されました。 このトピックの内容は、IAS と NPS の両方に適用されます。
 
RADIUS_ATTRIBUTE構造体は、RADIUS 属性または拡張属性を表します。

構文

typedef struct _RADIUS_ATTRIBUTE {
  DWORD            dwAttrType;
  RADIUS_DATA_TYPE fDataType;
  DWORD            cbDataLength;
  union {
    DWORD      dwValue;
    const BYTE *lpValue;
  };
} RADIUS_ATTRIBUTE, *PRADIUS_ATTRIBUTE;

メンバー

dwAttrType

RADIUS_ATTRIBUTE_TYPE列挙体の値を格納します。 この値は、 RADIUS_ATTRIBUTE 構造体によって表される属性の型を指定します。

fDataType

RADIUS_DATA_TYPE列挙体の値 格納します。 この値は、 dwValue メンバーと lpValue メンバーを含む共用体に格納されている値の型を指定します。

cbDataLength

データの長さをバイト単位で格納します。 cbDataLength メンバーは、lpValue メンバーが使用されている場合にのみ使用されます。

dwValue

DWORD 型の値を格納します。 fDataType メンバーが rdtAddressrdtInteger、または rdtTime を指定する場合は、dwValue メンバーが使用されます。

メモ Windows Server 2008 では、 fDataTyperdtAddress として指定されている場合、dwValue のバイトオーダー形式はネットワークバイトオーダー (ビッグエンディアン) で表されます。 以前の Windows バージョンでは、リトル エンディアン形式を使用したネットワーク アドレス指定が表されました。
 

lpValue

マルチバイト データ値を格納します。 fDataType メンバーが rdtUnknownrdtIpv6Address、または rdtString を指定する場合は、lpValue メンバーが使用されます。

要件

   
サポートされている最小のクライアント サポートなし
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
ヘッダー authif.h

こちらもご覧ください

NPS 拡張機能について

NPS 拡張機能リファレンス

NPS 拡張機能の構造

RADIUS_ATTRIBUTE_TYPE

RADIUS_DATA_TYPE