LVHITTESTINFO 構造体 (commctrl.h)
ヒット テストに関する情報が含まれます。 この構造は、サブ項目のヒット テストに対応するように拡張されています。 これは、 LVM_HITTEST メッセージと LVM_SUBITEMHITTEST メッセージとその関連マクロとの関連付けに使用されます。 この構造体は LVHITTESTINFO 構造体よりも 優先されます。
構文
typedef struct tagLVHITTESTINFO {
POINT pt;
UINT flags;
int iItem;
int iSubItem;
int iGroup;
} LVHITTESTINFO, *LPLVHITTESTINFO;
メンバー
pt
種類: POINT
ヒット テストの位置 (クライアント座標)。
flags
型: UINT
ヒット テストの結果に関する情報を受け取る変数。 このメンバーには、次の値の 1 つ以上を指定できます。
LVHT_ABOVE、LVHT_BELOW、LVHT_TOLEFT、LVHT_TORIGHTを使用して、リスト ビュー コントロールの内容をスクロールするかどうかを判断できます。 これらの値のうち 2 つを組み合わせて使用できます。 たとえば、位置がクライアント領域の上と左側にある場合は、LVHT_ABOVEとLVHT_TOLEFTの両方を使用できます。
LVHT_ONITEMをテストして、指定した位置がリスト ビュー アイテムの上にあるかどうかを判断できます。 この値は、LVHT_ONITEMICON、LVHT_ONITEMLABEL、およびLVHT_ONITEMSTATEICONに対するビットごとの OR 演算です。
iItem
型: int
一致する項目のインデックスを受け取ります。 または、サブ項目をヒット テストする場合、この値はサブ項目の親項目を表します。
iSubItem
型: int
バージョン 4.70。 一致するサブ項目のインデックスを受け取ります。 項目をヒット テストすると、このメンバーは 0 になります。
iGroup
型: int
Windows Vista。 項目ヒットのグループ インデックス (読み取り専用)。 所有者データに対してのみ有効です。 ポイントが複数のグループで表示されるアイテム内にある場合、 iGroup はアイテムのグループ インデックスを指定します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
Header | commctrl.h |