Share via


IImageList::GetDragImage メソッド (commoncontrols.h)

ドラッグイメージに使用される一時的なイメージリストを取得します。 また、現在のドラッグ位置と、その位置を基準とするドラッグ画像のオフセットも、この関数で取得されます。

構文

HRESULT GetDragImage(
  [out] POINT  *ppt,
  [out] POINT  *pptHotspot,
  [out] REFIID riid,
  [out] void   **ppv
);

パラメーター

[out] ppt

種類: POINT*

現在のドラッグ位置を受け取る POINT 構造体へのポインター。 NULL を指定できます。

[out] pptHotspot

種類: POINT*

ドラッグ位置に対するドラッグイメージのオフセットを受け取る POINT 構造体へのポインター。 NULL を指定できます。

[out] riid

型: REFIID

イメージ リストの IID。

[out] ppv

種類: PVOID*

成功した場合はイメージ リストのインターフェイスへのポインターのアドレス。それ以外の場合は NULL

戻り値

型: HRESULT

このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

注釈

IImageList::EndDrag が呼び出されると、一時イメージ リストが破棄されます。 ドラッグ操作を開始するには、 IImageList::BeginDrag を使用します。

IImageList::GetDragImage を使用するには、マニフェスト Comctl32.dll バージョン 6 を指定します。 マニフェストの詳細については、「 ビジュアル スタイルの有効化」を参照してください。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ)
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー commoncontrols.h
[DLL] Comctl32.dll (バージョン 6.0 以降)