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IComObjectPoolEvents2::OnObjPoolCreateDecision メソッド (comsvcs.h)

プールが要求元のクライアントに既存のオブジェクトを提供するとき、または新しいオブジェクトを作成するときに生成されます。

構文

HRESULT OnObjPoolCreateDecision(
  [in] COMSVCSEVENTINFO *pInfo,
  [in] DWORD            dwThreadsWaiting,
  [in] DWORD            dwAvail,
  [in] DWORD            dwCreated,
  [in] DWORD            dwMin,
  [in] DWORD            dwMax
);

パラメーター

[in] pInfo

COMSVCSEVENTINFO 構造体へのポインター。

[in] dwThreadsWaiting

オブジェクトを待機しているスレッドの数。

[in] dwAvail

プール内の空きオブジェクトの数。

[in] dwCreated

プール内のオブジェクトの合計数。

[in] dwMin

プールの最小オブジェクト値。

[in] dwMax

プールの最大オブジェクト値。

戻り値

ユーザーは、このメソッドからの戻り値を確認します。

注釈

コンポーネントがオブジェクト プール用に構成されている場合、プールには、指定された最小レベルまでのオブジェクトが設定されます。 コンポーネントに対するクライアント要求が入ってくると、プールからの先着順で満たされます。 プールされたオブジェクトが使用可能でなく、プールがまだ指定された最大レベルにない場合は、クライアントに対して新しいオブジェクトが作成され、アクティブ化されます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー comsvcs.h

こちらもご覧ください

IComObjectPoolEvents2