D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP列挙 (d2d1effects.h)

方向ぼかし効果のプロパティの識別子。

構文

typedef enum D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP {
  D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_STANDARD_DEVIATION = 0,
  D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_ANGLE = 1,
  D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_OPTIMIZATION = 2,
  D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_BORDER_MODE = 3,
  D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_FORCE_DWORD = 0xffffffff
} ;

定数

 
D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_STANDARD_DEVIATION
値: 0
画像に適用するぼかしの量。 標準偏差に 3 を掛けることで、カーネルのぼかし半径を計算できます。
標準偏差とぼかし半径の両方の単位は DIP です。 値が 0 の DIP を指定すると、この効果は無効になります。


型は FLOAT です。

既定値は 3.0f です。
D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_ANGLE
値: 1
x 軸に対するぼかしの角度 (反時計回りの方向)。 単位は度単位で指定します。


ブラーカーネルは、まずガウスぼかし効果と同じプロセスを使用して生成されます。 その後、カーネル値はぼかし角度に従って変換されます。

型は FLOAT です。

既定値は 0.0f です。
D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_OPTIMIZATION
値: 2
最適化モード。 詳細については、「最適化モード」を参照してください。


型が D2D1_DIRECTIONALBLUR_OPTIMIZATION

既定値は D2D1_DIRECTIONALBLUR_OPTIMIZATION_BALANCED です。
D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_BORDER_MODE
値: 3
イメージの境界線 (ソフトまたはハード) の計算に使用されるモード。 詳細については、「罫線モード」を参照してください。


型が D2D1_BORDER_MODE

既定値は D2D1_BORDER_MODE_SOFT です。
D2D1_DIRECTIONALBLUR_PROP_FORCE_DWORD
値: 0xffffffff

必要条件

   
Header d2d1effects.h