D3D12_FEATURE_DATA_D3D12_OPTIONS1構造体 (d3d12.h)

HLSL 6.0 ウェーブ操作のサポート レベルについて説明します。

構文

typedef struct D3D12_FEATURE_DATA_D3D12_OPTIONS1 {
  BOOL WaveOps;
  UINT WaveLaneCountMin;
  UINT WaveLaneCountMax;
  UINT TotalLaneCount;
  BOOL ExpandedComputeResourceStates;
  BOOL Int64ShaderOps;
} D3D12_FEATURE_DATA_D3D12_OPTIONS1;

メンバー

WaveOps

ドライバーが HLSL 6.0 ウェーブ操作をサポートしている場合は True。

WaveLaneCountMin

この実装でサポートできる SIMD ウェーブ内のレーンのベースライン数を指定します。 この用語は、"波面サイズ" または "ワープ幅" と呼ばれることもあります。 現在、アプリはワークロードのサイズ設定にこの最小値にのみ依存する必要があります。

WaveLaneCountMax

この実装でサポートできる SIMD ウェーブ内のレーンの最大数を指定します。

TotalLaneCount

ハードウェア上の SIMD レーンの合計数を指定します。

ExpandedComputeResourceStates

コンピューティング コマンド リストで CBV と間接引数の状態の切り替えが可能であることを示します。 CheckFeatureSupport が成功した場合、この値は常に true になります。

Int64ShaderOps

64 ビット整数演算がサポートされていることを示します。

注釈

"lane" は単一の実行スレッドです。 バージョン 6.0 より前のシェーダー モデルでは、これらのうちの 1 つだけが言語レベルで公開されるため、並列 SIMD 処理への拡張は実装に完全に任されます。

"wave" は、プロセッサで同時に実行されるレーン (スレッド) のセットです。 並列実行を保証するために明示的なバリアは必要ありません。 同様の概念には、"warp" と "wavefront" が含まれます。

この構造体は、D3D12_FEATUREの D3D12_FEATURE_D3D12_OPTIONS1 メンバーと共 に使用されます

要件

   
Header d3d12.h

こちらもご覧ください

コア構造

D3D12_FEATURE