D3D12_DEBUG_FEATURE 列挙 (d3d12sdklayers.h)

オプションの D3D12 デバッグ レイヤー機能のフラグ。

構文

typedef enum D3D12_DEBUG_FEATURE {
  D3D12_DEBUG_FEATURE_NONE = 0,
  D3D12_DEBUG_FEATURE_ALLOW_BEHAVIOR_CHANGING_DEBUG_AIDS = 0x1,
  D3D12_DEBUG_FEATURE_CONSERVATIVE_RESOURCE_STATE_TRACKING = 0x2,
  D3D12_DEBUG_FEATURE_DISABLE_VIRTUALIZED_BUNDLES_VALIDATION = 0x4,
  D3D12_DEBUG_FEATURE_EMULATE_WINDOWS7
} ;

定数

 
D3D12_DEBUG_FEATURE_NONE
値: 0
これが既定値です。 オプションのデバッグ レイヤー機能はありません。
D3D12_DEBUG_FEATURE_ALLOW_BEHAVIOR_CHANGING_DEBUG_AIDS
値: 0x1
デバッグ 層では、潜在的なエラーを特定するために、アプリケーションの機能動作を意図的に変更できます。 既定では、デバッグ レイヤーでは、ほとんどの無効な API の使用で自然なコースを実行できます。
D3D12_DEBUG_FEATURE_CONSERVATIVE_RESOURCE_STATE_TRACKING
値: 0x2
ID3D12CommandQueue::ExecuteCommandLists が呼び出された時点で、記述子に設定されたリソースの追加のリソース状態検証を実行します。 設計上の記述子は、適切な同期を想定してコマンド リストを送信した後でも変更できます。 保守的なリソース状態の追跡では、この許容量は無視され、 ExecuteCommandLists が呼び出されたときに記述子テーブルで使用されるすべてのリソースが検証されます。 結果として、誤った検証エラーが発生する可能性があります。
D3D12_DEBUG_FEATURE_DISABLE_VIRTUALIZED_BUNDLES_VALIDATION
値: 0x4
呼び出し元のコマンド リスト検証パスにチェックを事実上挿入することで、バンドル コマンドの検証を無効にします。

解説

この列挙型は、 ID3D12DebugDevice1::SetDebugParameterID3D12DebugDevice1::GetDebugParameter によって使用されます。

要件

   
Header d3d12sdklayers.h

関連項目

デバッグ レイヤー列挙型