IsDebuggerPresent 関数 (debugapi.h)

呼び出し元のプロセスがユーザー モード デバッガーによってデバッグされているかどうかを判断します。

構文

BOOL IsDebuggerPresent();

戻り値

現在のプロセスがデバッガーのコンテキストで実行されている場合、戻り値は 0 以外です。

デバッガーのコンテキストで現在のプロセスが実行されていない場合、戻り値は 0 です。

注釈

この関数を使用すると、アプリケーションはその動作を変更できるように、デバッグ中かどうかを判断できます。 たとえば、デバッグ中の場合、アプリケーションは OutputDebugString 関数を使用して追加情報を提供できます。

リモート プロセスがデバッグされているかどうかを確認するには、 CheckRemoteDebuggerPresent 関数を使用します。

この関数を使用するアプリケーションをコンパイルするには、_WIN32_WINNT マクロを 0x0400 以降として定義します。 詳細については、「 Windows ヘッダーの使用」を参照してください。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows XP [デスクトップ アプリの|UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2003 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー debugapi.h (Windows.h を含む)
Library Kernel32.lib
[DLL] Kernel32.dll

関連項目

CheckRemoteDebuggerPresent

関数のデバッグ

OutputDebugString