DML_ELEMENT_WISE_BIT_SHIFT_LEFT_OPERATOR_DESC構造体 (directml.h)

ATensor の各要素の論理左シフトを BTensor の対応する要素によって指定されたビット数だけ実行し、OutputTensor の対応する要素に結果を配置します。

f(a, b) = (a << b)

ビットごとの操作は、ネイティブ エンコードのテンソル データに適用されます。 したがって、テンソル データ型は、各要素の幅を決定する以外は無視されます。

この演算子はインプレース実行をサポートします。つまり、バインド中に OutputTensor が入力テンソルの 1 つに別名を付けるのが許可されます。

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_BIT_SHIFT_LEFT_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *ATensor;
  const DML_TENSOR_DESC *BTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
};

メンバー

ATensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

左側の入力を含むテンソル。

BTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

右側の入力を含むテンソル。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込む出力テンソル。

可用性

この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_2_1導入されました。

テンソル制約

ATensorBTensorおよび OutputTensor には、同じ DataTypeDimensionCount、および サイズが必要です。

Tensor のサポート

DML_FEATURE_LEVEL_4_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 1 から 8 UINT64、UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 1 から 8 UINT64、UINT32、UINT16、UINT8

DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 1 から 8 UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 1 から 8 UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 1 から 8 UINT32、UINT16、UINT8

DML_FEATURE_LEVEL_2_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
ATensor 入力 4 UINT32、UINT16、UINT8
BTensor 入力 4 UINT32、UINT16、UINT8
OutputTensor 出力 4 UINT32、UINT16、UINT8

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 ビルド 20348
サポートされている最小のサーバー Windows 10 ビルド 20348
Header directml.h