DML_ELEMENT_WISE_IS_INFINITY_OPERATOR_DESC 構造体 (directml.h)

指定された InfinityMode に応じて、InputTensor の各要素で IEEE-754 -inf、inf、またはその両方をチェックし、結果 (true の場合は 1、false の場合は 0) を OutputTensor の対応する要素に配置します。

f(x) = isinf(x) && (
       (x > 0 && InfinityMode == DML_IS_INFINITY_MODE_POSITIVE) ||
       (x < 0 && InfinityMode == DML_IS_INFINITY_MODE_NEGATIVE) ||
                 InfinityMode == DML_IS_INFINITY_MODE_EITHER)

構文

struct DML_ELEMENT_WISE_IS_INFINITY_OPERATOR_DESC {
  const DML_TENSOR_DESC *InputTensor;
  const DML_TENSOR_DESC *OutputTensor;
  DML_IS_INFINITY_MODE  InfinityMode;
};

メンバー

InputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

読み取る入力テンソル。

OutputTensor

型: const DML_TENSOR_DESC*

結果を書き込む出力テンソル。

InfinityMode

種類: DML_IS_INFINITY_MODE

チェックする無限大の符号を決定するDML_IS_INFINITY_MODE。

  • DML_IS_INFINITY_MODE_EITHER場合、要素が -inf または inf の場合は 1 が返され、それ以外の場合は 0 が返されます。
  • DML_IS_INFINITY_MODE_POSITIVE場合、要素が inf の場合は 1 が返され、それ以外の場合は 0 が返されます。
  • DML_IS_INFINITY_MODE_NEGATIVE'の場合、要素が -inf の場合は 1 が返され、それ以外の場合は 0 が返されます。

解説

可用性

この演算子は、 で DML_FEATURE_LEVEL_2_1導入されました。

テンソル制約

InputTensorOutputTensor には、同じ DimensionCountサイズが必要です。

Tensor のサポート

DML_FEATURE_LEVEL_3_0以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 1 から 8 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 1 から 8 Uint8

DML_FEATURE_LEVEL_2_1以上

テンソル 種類 サポートされているディメンション数 サポートされるデータ型
InputTensor 入力 4 FLOAT32、FLOAT16
OutputTensor 出力 4 Uint8

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 10バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041)
サポートされている最小のサーバー Windows Server バージョン 2004 (10.0;ビルド 19041)
Header directml.h