DWM_PRESENT_PARAMETERS構造体 (dwmapi.h)

フレーム構成のデスクトップ ウィンドウ マネージャー (DWM) ビデオ フレーム パラメーターを指定します。 DwmSetPresentParameters 関数によって使用されます。

構文

typedef struct _DWM_PRESENT_PARAMETERS {
  UINT32                    cbSize;
  BOOL                      fQueue;
  DWM_FRAME_COUNT           cRefreshStart;
  UINT                      cBuffer;
  BOOL                      fUseSourceRate;
  UNSIGNED_RATIO            rateSource;
  UINT                      cRefreshesPerFrame;
  DWM_SOURCE_FRAME_SAMPLING eSampling;
} DWM_PRESENT_PARAMETERS;

メンバー

cbSize

DWM_PRESENT_PARAMETERS構造体のサイズ。

fQueue

呼び出し元がキューに登録されたプレゼンテーションを要求している場合は TRUE。それ以外の場合は FALSETRUE の場合は、残りのパラメーターを指定する必要があります。 FALSE の場合、キューに登録されたプレゼンテーションはこのウィンドウで無効になり、現在の動作は既定の動作に戻ります。

cRefreshStart

次に表示されるフレームの表示を開始する更新番号を示す ULONGLONG 値。

cBuffer

アプリケーションが DWM にキューに登録するように指示しているフレームの数。 有効な範囲は 2 から 8 です。

fUseSourceRate

アプリケーション が DWM でソース レートに基づいてプレゼンテーションをスケジュールする場合は TRUE。 アプリケーションがフレームごとに表示する更新の数を決定する場合は FALSETRUE の場合は、rateSource を指定する必要があります。 FALSE の場合は、cRefreshesPerFrame を指定する必要があります。

rateSource

表示されるソース マテリアルのレート (1 秒あたりのフレーム数)。

cRefreshesPerFrame

各フレームを画面に表示するモニター更新の数。

eSampling

コンポジションに使用するフレーム サンプリングの種類。

注釈

rateSource メンバーは比率として表され、コンテンツ (60000/1001 のレートを持つ NTSC 標準を使用する場合など) を正確に表現できます。 DWM は、デスクトップが構成されるたびにソース レートと使用中のコンポジション レートの間でリサンプリングすることで、各フレームを表示する時間を決定します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー dwmapi.h