ProtectFileToEnterpriseIdentity 関数 (edpwin32.h)

Windows 情報保護 (WIP) ポリシーは、Windows 10 Version 1607 に適用することができます。
 
ファイル内のデータをエンタープライズ ID に保護し、そのエンタープライズ ID に関連付けられているユーザーのみがデータにアクセスできるようにします。 その後、アプリケーションは標準 API を使用してファイルの読み取りまたは書き込みを行うことができます。

構文

HRESULT ProtectFileToEnterpriseIdentity(
  [in] PCWSTR fileOrFolderPath,
  [in] PCWSTR identity
);

パラメーター

[in] fileOrFolderPath

保護するファイルまたはフォルダーのパス。

[in] identity

データが保護されているエンタープライズ ID。 この ID は、管理されているメール アドレスまたはドメインです。

戻り値

この関数が成功すると、 S_OKが返されます。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows 10 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2016 [デスクトップ アプリのみ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー edpwin32.h
Library Efswrt.h
[DLL] Efswrt.dll