ColorLUTParams 構造体 (gdipluseffects.h)
ColorLUTParams 構造体には、ビットマップの色調整を指定するメンバー (カラー 参照テーブル) が含まれています。
次の手順に従って、ビットマップにカスタム調整を適用できます。
- ColorLUTParams 構造体を作成します。
- ColorLUTParams 構造体の各メンバーは、特定のカラー チャネル、アルファ、赤、緑、または青のカラー 参照テーブル (256 バイトの配列) です。 選択した値を 4 つの参照テーブルに割り当てます。
- ColorLUTParams 構造体のアドレスを、ColorLUT オブジェクトの ColorLUT::SetParameters メソッドに渡します。
- ColorLUT オブジェクトのアドレスを Graphics::D rawImage メソッドまたは Bitmap::ApplyEffect メソッドに渡します。
構文
struct ColorLUTParams {
ColorChannelLUT lutB;
ColorChannelLUT lutG;
ColorChannelLUT lutR;
ColorChannelLUT lutA;
};
メンバー
lutB
種類: ColorChannelLUT
青チャネルの調整を指定する 256 バイトの配列。
lutG
種類: ColorChannelLUT
緑のチャネルの調整を指定する 256 バイトの配列。
lutR
種類: ColorChannelLUT
赤チャネルの調整を指定する 256 バイトの配列。
lutA
種類: ColorChannelLUT
アルファ チャネルの調整を指定する 256 バイトの配列。
解説
参照テーブルは、既存のカラー チャネル値を新しい値に置き換える方法を指定します。 j のカラー チャネル値は、そのチャネルの参照テーブルの j 番目のエントリに置き換えられます。 たとえば、既存の青チャネル値 25 は、lutB[25] の値に置き換えられます。
ColorChannelLUT データ型は、GdiplusColorMatrix.h で次のように定義されています。
typedef BYTE ColorChannelLUT[256];
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header | gdipluseffects.h (Gdiplus.h を含む) |