次の方法で共有


IADs インターフェイス (iads.h)

IADs インターフェイスは、ADSI オブジェクトの基本的なオブジェクト機能 (つまり、プロパティとメソッド) を定義します。 ADSI オブジェクトの例としては、ユーザー、コンピューター、サービス、ユーザー アカウントとコンピューターのorganization、ファイル システム、ファイル サービス操作などがあります。 すべての ADSI オブジェクトは、このインターフェイスをサポートする必要があります。このインターフェイスは、次の処理を実行するのに役立ちます。

  • 名前、クラス、または ADsPath によるオブジェクト識別を提供します
  • オブジェクトの作成と削除を管理するオブジェクトのコンテナーを識別します
  • オブジェクトのスキーマ定義を取得します
  • オブジェクトの属性をプロパティ キャッシュに読み込み、永続ディレクトリ ストアに変更をコミットします
  • プロパティ キャッシュ内のオブジェクトの属性値にアクセスして変更します
IADs インターフェイスは、ADSI オブジェクトがネットワーク管理者とディレクトリ サービス プロバイダーに、さまざまな基になるディレクトリ サービスのシンプルで一貫した表現を提供するように設計されています。

継承

IADs インターフェイスは IDispatch インターフェイスから継承されます。 IAD には、 次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IAD インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IADs::Get

プロパティ キャッシュから特定の名前のプロパティを取得します。
IADs::GetEx

プロパティ キャッシュから、特定の属性のプロパティ値を取得します。
IADs::GetInfo

基になるディレクトリ ストアから、この ADSI オブジェクトのサポートされているプロパティのプロパティ キャッシュ値に読み込みます。
IADs::GetInfoEx

IADs::GetInfoEx メソッドは、ADSI オブジェクトの指定されたプロパティの値を基になるディレクトリ ストアからプロパティ キャッシュに読み込みます。
IADs::P ut

ADSI 属性キャッシュ内の属性の値を設定します。
IADs::P utEx

ADSI 属性キャッシュ内の属性の値を変更します。
IADs::SetInfo

IADs::SetInfo メソッドは、ADSI オブジェクトのキャッシュされたプロパティ値を基になるディレクトリ ストアに保存します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows Vista
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー iads.h