IMFWorkQueueServices::BeginRegisterTopologyWorkQueuesWithMMCSS メソッド (mfidl.h)
トポロジ作業キューをマルチメディア クラス スケジューラ サービス (MMCSS) に登録します。
構文
HRESULT BeginRegisterTopologyWorkQueuesWithMMCSS(
[in] IMFAsyncCallback *pCallback,
[in] IUnknown *pState
);
パラメーター
[in] pCallback
コールバック オブジェクトの IMFAsyncCallback インターフェイスへのポインター。 呼び出し元は、このインターフェイスを実装する必要があります。
[in] pState
呼び出し元によって定義された状態オブジェクトの IUnknown インターフェイスへのポインター。 このパラメーターは、NULL でもかまいません。 このオブジェクトを使用して、状態情報を保持できます。 コールバックが呼び出されると、オブジェクトが呼び出し元に返されます。
戻り値
このメソッドは、成功すると S_OK を返します。 そうでない場合は、HRESULT エラー コードを返します。
注釈
トポロジ内の各ソース ノードは、トポロジの 1 つのブランチを定義します。 ブランチには、そのノードからデータを受信するすべてのトポロジ ノードが含まれます。 アプリケーションは、トポロジの各ブランチに独自の作業キューを割り当ててから、それらの作業キューを MMCSS タスクに関連付けることができます。
このメソッドを使用するには、次の手順を実行します。
- トポロジを作成します。
- トポロジのソース ノードに次の属性を設定します。
- MF_TOPONODE_WORKQUEUE_ID。 作業キューの識別子を指定します。 メディア セッションは、新しい作業キューを割り当てます。
- MF_TOPONODE_WORKQUEUE_MMCSS_CLASS。 MMCSS クラスを指定します。
- MF_TOPONODE_WORKQUEUE_MMCSS_TASKID。 MMCSS タスク識別子 (省略可能) を指定します。 この属性が設定されていない場合、MMCSS は新しいタスク識別子を割り当てます。
- IMFMediaSession::SetTopology を呼び出してトポロジをキューに入れます。
- MF_TOPOSTATUS_READY状態の MESessionTopologyStatus イベントを待ちます。
- BeginRegisterTopologyWorkQueuesWithMMCSS を呼び出します。 このメソッドは、すべてのトポロジ作業キューを MMCSS に登録します。
MMCSS からトポロジ作業キューの登録を解除するには、 IMFWorkQueueServices::BeginUnregisterTopologyWorkQueuesWithMMCSS を呼び出します。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mfidl.h |
Library | Mfuuid.lib |