IMFQualityAdvise インターフェイス (mfidl.h)

品質マネージャーがパイプライン内のコンポーネントのオーディオまたはビデオの品質を調整できるようにします。

このインターフェイスは、品質を調整できるパイプライン コンポーネントによって公開されます。 通常、デコーダーとストリーム シンクによって公開されます。 たとえば、拡張ビデオ レンダラー (EVR) は、このインターフェイスを実装します。 ただし、メディア ソースでは、このインターフェイスを実装することもできます。

メディア ソースからこのインターフェイスへのポインターを取得するには、サービス識別子MF_QUALITY_SERVICESを使用して IMFGetService::GetService を呼び出します。 他のすべてのパイプライン オブジェクト (変換とメディア シンク) については、 QueryInterface を呼び出します。

継承

IMFQualityAdvise インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 IMFQualityAdvise には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IMFQualityAdvise インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IMFQualityAdvise::D ropTime

指定した時間間隔でサンプルをドロップします。
IMFQualityAdvise::GetDropMode

現在のドロップ モードを取得します。
IMFQualityAdvise::GetQualityLevel

現在の品質レベルを取得します。
IMFQualityAdvise::SetDropMode

ドロップ モードを設定します。 ドロップ モードでは、コンポーネントは、ドロップ モードのレベルに応じて、多かれ少なかれ積極的にサンプルをドロップします。
IMFQualityAdvise::SetQualityLevel

品質レベルを設定します。 品質レベルによって、コンポーネントがサンプルを使用または生成する方法が決まります。

注釈

品質マネージャーは、通常、品質マネージャーの IMFQualityManager::NotifyTopology メソッドが呼び出されたときに、このインターフェイスを取得します。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista [デスクトップ アプリのみ | UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h

こちらもご覧ください

IMFQualityManager

メディア ファンデーション インターフェイス