IMFQualityAdvise2 インターフェイス (mfidl.h)

パイプライン オブジェクトが、品質メッセージに応じて独自のオーディオまたはビデオの品質を調整できるようにします。

継承

IMFQualityAdvise2 インターフェイスは、IMFQualityAdvise から継承されます。 IMFQualityAdvise2 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

IMFQualityAdvise2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
IMFQualityAdvise2::NotifyQualityEvent

メディア シンクから MEQualityNotify イベントを転送します。

注釈

このインターフェイスを使用すると、パイプライン オブジェクトはメディア シンクからの品質メッセージに応答できます。 現時点では、ビデオ デコーダーでのみサポートされています。

ビデオ デコーダーが IMFQualityAdvise を公開するが、 IMFQualityAdvise2 を公開しない場合、品質マネージャーはデコーダーの品質調整を制御します。 この場合、品質マネージャーはデコーダーで IMFQualityAdvise メソッドを呼び出すことによって、拡張ビデオ レンダラー (EVR) からの MEQualityNotify イベントに応答します。

デコーダーが IMFQualityAdvise2 を公開している場合、品質マネージャーは MEQualityNotify イベントをデコーダーに転送し、デコーダーの品質設定を調整しません。 デコーダーは、内部的に独自の品質設定を調整することで、これらのイベントに応答する必要があります。

上記の解説は、品質マネージャーの既定の実装に適用されます。カスタム品質マネージャーは、他の動作を実装できます。

このインターフェイスは、Windows Vista のプラットフォーム更新プログラムの補足がインストールされている場合に、Windows Vista で使用できます。

要件

要件
サポートされている最小のクライアント Windows Vista 用 Windows 7、Windows Vista およびプラットフォーム更新プログラムの補足 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2008 R2 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー mfidl.h

こちらもご覧ください

IMFQualityAdvise

メディア ファンデーション インターフェイス