CryptCATPersistStore 関数 (mscat.h)
[ CryptCATPersistStore 関数は、[要件] セクションで指定されたオペレーティング システムで使用できます。 以降のバージョンでは変更または使用できない場合があります。]
CryptCATPersistStore 関数は、指定されたカタログ ストア内の情報を署名されていないカタログ ファイルに保存します。
構文
BOOL CryptCATPersistStore(
[in] HANDLE hCatalog
);
パラメーター
[in] hCatalog
CryptCATHandleFromStore または CryptCATOpen 関数から取得したカタログへのハンドル。 Windows 8 以降では、 CryptCATOpen のみを使用してハンドルを取得する必要があります。
戻り値
関数が成功した場合、戻り値は TRUE です。それ以外の場合は FALSE。
この関数が FALSE を返す場合は、 GetLastError 関数を呼び出すことで追加のエラー情報を取得できます。 GetLastError は 、次のエラー コードを返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
1 つ以上のパラメーターが無効です。 |
|
Windows 8 および Windows Server 2012 以降では、dwPublicVersion パラメーターを 0x100 または 0x200 に設定して CryptCATOpen 関数を呼び出してハンドルを取得する必要があります。 詳細については、「解説」を参照してください。 |
解説
CryptCATPersistStore を呼び出す前に、CRYPTCATSTORE 構造体を初期化する必要があります。
Windows 8 および Windows Server 2012 以降では、この関数に次の変更が適用されます。
- 0x200 の dwPublicVersion パラメーターを使用して CryptCATOpen が呼び出された場合、カタログは v2 形式を使用して書き込まれます。
- 0x100の dwPublicVersion パラメーターを使用して CryptCATOpen が呼び出された場合、カタログは v1 形式を使用して書き込まれます。
- 0x200または0x100以外の dwPublicVersion パラメーターを使用して CryptCATOpen が呼び出された場合、CryptCATPersistStore 関数は FALSE を返し、エラー コードは ERROR_NOT_SUPPORTED に設定されます。
要件
サポートされている最小のクライアント | Windows XP (デスクトップ アプリのみ) |
サポートされている最小のサーバー | Windows Server 2003 (デスクトップ アプリのみ) |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | mscat.h |
Library | Wintrust.lib |
[DLL] | Wintrust.dll |