ITfUIElementSink::BeginUIElement メソッド (msctf.h)
ITfUIElementSink::BeginUIElement メソッドは、UIElement の開始時に呼び出されます。 このシンクを使用すると、textservice で UI 要素を描画するか描画しないようにすることができます。
構文
HRESULT BeginUIElement(
[in] DWORD dwUIElementId,
BOOL *pbShow
);
パラメーター
[in] dwUIElementId
[入力]開始された UIElement の ID。
pbShow
[入力、出力]アプリケーションが UIElement コンテンツを描画せず、テキスト サービスが元の UI コンテンツを描画する場合は true を 返します。 アプリケーションが UIElement のコンテンツを描画し、テキスト サービスの描画を停止する場合は false を 返します。 アプリケーションは、ITfUIElementMgr::GetUIElement を使用して ITfUIElement インターフェイスを取得できます。また、IID_ITFCANDIDATELISTUIELEMENTまたは他の UIElement インターフェイスで QI によって UIElement を処理できるかどうかを評価できます。 アプリケーションが不明な場合、または処理できない場合は、常に FALSE を 返すことができます。 この場合、テキスト サービスは画面上に追加の UI を表示しません。 これは、一部の全画面表示アプリケーションに適した方法です。 または、アプリケーションは TRUE を 返して、特定または不明な UI で TextService の UI を使用することもできます。
戻り値
TSF マネージャーは、このメソッドの戻り値を無視します。
値 | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
|
未指定のエラーが発生しました。 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント | Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー | Windows 2000 Server [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
対象プラットフォーム | Windows |
ヘッダー | msctf.h |
[DLL] | Msctf.dll |
再頒布可能パッケージ | Windows 2000 Professional 上の TSF 1.0 |