ITfThreadMgr2 インターフェイス (msctf.h)

ITfThreadMgr2 は、TSF マネージャーによって実装されるプライマリ オブジェクトを定義します。 ITfThreadMgr2 は、アプリケーションとテキスト サービスによって、テキスト サービスのアクティブ化と非アクティブ化、ドキュメント マネージャーの作成、およびドキュメント コンテキストフォーカスの維持に使用されます。

継承

ITfThreadMgr2 インターフェイスは、IUnknown インターフェイスから継承されます。 ITfThreadMgr2 には、次の種類のメンバーもあります。

メソッド

ITfThreadMgr2 インターフェイスには、これらのメソッドがあります。

 
ITfThreadMgr2::Activate

呼び出し元スレッドの TSF をアクティブにします。
ITfThreadMgr2::ActivateEx

TSF のアクティブ化方法を指定するフラグを使用して、呼び出し元スレッドの TSF を初期化してアクティブ化します。
ITfThreadMgr2::CreateDocumentMgr

ドキュメント マネージャー オブジェクトを作成します。
ITfThreadMgr2::D eactivate

呼び出し元スレッドの TSF を非アクティブ化します。
ITfThreadMgr2::EnumDocumentMgrs

呼び出し元スレッド内のすべてのドキュメント マネージャーの列挙子を返します。
ITfThreadMgr2::EnumFunctionProviders

呼び出し元スレッドに登録されているすべての関数プロバイダーの列挙子を取得します。
ITfThreadMgr2::GetActiveFlags

呼び出し元スレッドのアクティブなフラグを取得します。
ITfThreadMgr2::GetFocus

入力フォーカスを持つドキュメント マネージャーを返します。
ITfThreadMgr2::GetFunctionProvider

指定した関数プロバイダー オブジェクトを取得します。
ITfThreadMgr2::GetGlobalCompartment

グローバル コンパートメント マネージャー オブジェクトを取得します。
ITfThreadMgr2::IsThreadFocus

呼び出し元スレッドに TSF 入力フォーカスがあるかどうかを判断します。
ITfThreadMgr2::ResumeKeystrokeHandling

中断されたキーストローク処理を再開します。
ITfThreadMgr2::SetFocus

指定したドキュメント マネージャーに入力フォーカスを設定します。
ITfThreadMgr2::SuspendKeystrokeHandling

キーストロークの処理を中断します。

要件

   
サポートされている最小のクライアント Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
サポートされている最小のサーバー Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ]
対象プラットフォーム Windows
ヘッダー msctf.h

関連項目

IUnknown